「傷ついてばかりの10代を過ぎ分別もついて歳を取る」


きゃあきゃあ言いながらこの曲を聴いていたのはいつだったか…と今調べてみたら94年ごろらしい…12年前か。


おいらはそれこそ10代真っ只中だったわけだ。
当時は「傷ついてばかりの10代」という言葉の意味がよくわかってなかった。
そりゃあ傷つくこともあるけど、楽しいことだっていっぱいじゃんって。
でも、今は思う。
確かに我々は傷ついていた。傷ついてばかりだった。総合的にみて傷ついていた。
最近、、つまり「分別もついて歳を取」ってきた現在、
傷つくことよりも、それをうまく回避する術を身に付けている。及び、身に付けようと試みている。
だけどあの頃は、全力で正面からぶつかるしかなかった。傷つくことしか知らなかった。
今思えば、本当に、見事に、的確に、傷ついていたということだ。


「傷ついてばかりの10代」は過ぎてしまった。
では現在、「分別もついて」いるのか?
好むと好まざるとに関わらず、「歳は取る」わけだけれど。