ファイナルと言い続けて12作目の

ファイナルファンタジー12、やっとクリア。
プレイ時間、123時間くらい?
レベル66。

…実は、ゲームというものをほとんどやらない自分。そんな自分だから、「ゲームをクリアした」っていうのは、かなりすごいこと。

ファイナルファンタジーは好きだけど、プレイしたシリーズといえば、
幼少の頃、わけもわからず兄を真似て触れてみた「2」。でも、クリアしていない。
女の子(…「ティナ」、だっけ?名前変えてたから定かではないけど)が主役の…ええと、シリーズ数不明。7?
あと、えーと…主人公が「ホントは俺は勇者じゃないんだ!」みたいな展開の…(わー覚えてないなぁ)、これも、シリーズ数不明。そして、これもクリアしていない。
と、今回の12。

で、昨年7月頃から始めて、やりこんだり数ヶ月ほっといたりで、やっと本日クリア。

始めた頃にも思ってたけど、ホント、最近のゲームってすごいのねぇ。。(しみじみ)
絵、キレイだし。
映画みたいなカメラワークだし。
音楽もこだわってるし。
ストーリーも壮大だし。
キャラクターも魅力的だし。モーションキャプチャーとかで、めっちゃ動くし。

ゲームのクライマックス自体は、レベル上げすぎてたってこともあって、わりと軽くラスボス倒しちゃったのであっさりしたものだったのだけど(わたし的にね)、
それに続くエンドロール見てて、このゲーム製作に関わった全ての人々の情熱に感動してしまった。
どれだけのプロフェッショナル達が、どれだけの労力やどれだけの時間をこの作品に費やしたのだろう…って考えると、ホントに、どきどきする。
…あ、もちろん、ゲームクリアの達成感とか、約一年連れ添ってきた?キャラクター達に対する愛着とか、終わってしまった(終わらせてしまった)異世界の物語への寂しさとか、そういう、「ゲームそのものへの感動」も、ももちろんあるのだけれど、
「ものをつくる人々」の、こだわりとか、執着とか、意地とか、情熱とか。あと、愛とか。
そういうものを感じて、それが私を感動させる。

すごいなぁ。ほんとうに、すごいなぁ。


あと、クリア後、どうしても気になっていた部分を解明すべく、ネットで検索をしたのだけれど、ファン達の謎解きサイトが充実していることにもびっくりしてしまった。
ここにも、作品に対する愛が溢れていたよ。
こんなに研究されて、詮索(笑)されて、製作者も嬉しいだろうなぁって、勝手に想像した。

そして私は、即、二周目スタート。
正直、ストーリーとか人物関係とかがあまりよく理解できないままだったし(プレイ間隔が開きすぎて、いままでの話を忘れた…とか、よくあった)、解けなかった謎も残ってるし。
何よりも、またあの異世界に没頭したい。あのキャラクター達に、会いたい。
…うわ、いきなり腐女子っぽい発言してしまった。腐女子じゃないからこそ、こんなこと言ってしまうのが逆に申し訳ないけれど。(注:ここで言う「腐女子」とは、正しい使い方ではないかもしれないのですが、私がある年齢の頃に経験した『仮想空間の住人に対する想いを抱くこと』を、現代風に表現するなら「腐女子っぽい」となるのではないか?と解釈し、使用しました。ええと、よくわからないけれどそういうことです、ご了承下さい)

うん、そうだね、おもしろかったから。
おもしろかったから、またやりたい。またあの異世界に没頭したい。あのキャラクター達に、会いたい。
素直にこう認めることが、開発者の皆様への感謝と賞賛の言葉になるのであれば、私はここできちんとそう言おうと思う。


え?バルフレアに惚れましたがなにか?(笑)