*この日の分は、まずageHaからの帰り道に携帯で更新し、以降加筆訂正をして現在に至っています。

携帯から初めて書き込んでみます。
只今埼京線内。電気グルーヴライブ@ageHa からの帰り道です。
うっかり寝過ごして埼玉まで行ってしまわないように、兼、忘れないうちに書いておこうと思います。後日加筆訂正有。


ageHa。天井高ーい。開演前はDJもなく、大人しく開演を待つ人々。こういうの久しぶり。。
定時から押すこと約10分。VOXXXでおなじみの「ようこそ地球へ」に導かれ、サイケに着色された宇宙服(つなぎ?)にガスマスク、ゴーグルといういで立ちの4人が登場。
4人?
と思う間もなく、一気に押される私。連れ二人と早くもはぐれてしまうが、引き返せるわけもなく、中央寄りへと押し込まれる。後で気付いたのだけど、この波は瀧の動きに合わせて押し寄せていたのね。だから瀧が中央に立てば中央へ、下手(しもて)に動けば下手へと私も押される。それはびっくりするくらいの大きな力。私、初めて電気のライブで死ぬかもって本気で思った。いや、冗談じゃなく。私、身長152㌢ですから。痩せちゃいないけど、体格のいい若者男性が多数、狂喜乱舞しながら押し寄せてきたらもう、逆らわずに流されるしかないんですよ。これ、けっこう怖いわけ。「隣の人が振り上げた肘があたしの目に当たったら失明するかな」とか「今ここで気分悪くなっても出られないよな」だけじゃなく、「この、右方向からの圧力で雪崩ったら(将棋倒し)死ぬ」って、本気で思った。「『狂乱のイベントで女性圧死』とか新聞に載っちゃうのかなぁ、でもそんなことになったら電気の二人に申し訳が立たないよなぁ」なんて考えつつ、身を守るしかなかった。

サイケな3人とサイケな瀧(瀧はその大きさとポジションから明確に瀧)。3人は誰が誰だか不明。後に左からTASAKA、KAGAMI、卓球と紹介される(その頃には卓球はその衣装の暑さに耐えかね?正体を現している)。

…しかし、前述のとおり身を守るしかなかった私ですので、一体なんの曲をやったのか、どんな順番でやったのかはほとんど覚えておりません。オープニングから、盛り上がりが一旦落ち着いて「アンニョンハセヨー!」と卓球が挨拶するまでにたぶん30分くらいあったと思うのだけど(時計見てないから不明)、それまではとにかく怒涛の勢いと圧倒的な爆音で容赦なく攻めあげられ、その間あたしは必死で死なないようにしていたので(「必死で死なないように」ってなんだ)、正直、楽しむ余裕もなかった。曲もアレンジされていたのか、全然わからなかったし。

曲。キラーポマト、ジャンボタニシ、かっこいいジャンパー(「ageHaでみつけたジャンパー」)、富士山(「テポドン」「姉歯」?あ、今気付いた、「ageHa」だったのかも!!)、スマイルレススマイル、ボルケーノ。

恵比寿リキッドでは見られなかった、瀧のコスプレ全開。Tシャツ+ジャージに日本刀の軍曹、ネコTシャツ、白ヘルメット+タレ目サングラス+緑ヒョウ柄トレパン+蓑+ハンドル。
客に向かってツバは吐くわ、「死ね!!」って言うわ(客、大喜び)、VOXXXの声ネタ「あれっ…何やってたんだっけ??」を延々と繰り返すわ、藁を配るわ。しかし、あの人ホントすごいな。。

私はちょうど下手モニターの前にいたので、ずいぶん瀧が来てくれた。見事なおっさん体型(笑)。側にいた女の子二人組みが「抱いて〜!!」と繰り返し叫んでいた。「あのハラがたまらない(笑)」のだそうだ。

後ろで並んでいる3人も、それぞれのはしゃぎっぷり。勝手にぴょんぴょん跳ねてるし、狂ったように何かを連打しているし、チアホーン(懐かしいっ!)をぷーぷー吹いてるし。

ご存知のように私は卓球好きなので、一生懸命卓球の姿を追いかけていましたよ。マイクを持って前に出て歌うことはあったけど、下手のほうまでは来てくれなかった。でも見たけど!一生懸命見たけど!!
卓球は、お客を楽しませることはもちろんだけど(「楽しんでってください」とか、最近言うよね)、自分自身もしっかり楽しんでいた様子。っていうか、客が踊り狂ってる様を見ると余計踊らせたくなるらしい。にこにこにこにこしながら大音量ノンストップの攻撃を仕掛けてくる。こっち(客)はそれが嬉しくて余計に踊り狂う。それを見て卓球はまた躍らせる…の悪循環(笑)。もう、どこまでも躍らせてくださいよ…!!

気付けば、メンバーがステージから去っていく。。え?早すぎない?早すぎるよ!!
しかし、「最近の電気はアンコールやるらしい」をお客は当然のように知っているらしく、アンコールの手拍子。何度か繰り返した後、再び4人登場。
卓球:「ゴンヤバビダザバディ」
瀧:「ごめん、何言ってんかわかんないわ」
卓球:「今夜は皆様にスペシャルゲストをご紹介します」
瀧:「スペシャルゲストの 綾小路きみまろさんです!!」
で、出てきたのがスチャダラパー!!客、大盛り上がり。ステージに向かって一歩前進。あたしは押されてついに1.5列目に(カラダ半分が1列目に押し込まれていたから)。
トワイライトか?!と思いきや、瀧v.s.ANIかと思いきや、聖☆おじさんをみんなで呼ぶことに。
「聖☆おじさ〜ん!」→「ゴーストバスターズ!」→「ゴーストおじさーん!」→「おじさんおじさーん!」と変化し、終了。
え?終了??
22時までのつもりでいたのに、客電は点くわ幕は閉まるわで終了の空気。時計を見ても21:30前。しばらく待ってみたけど、本当に終わったっぽかったので撤退。後から考えたら、客の追い出し時間も含めての「22時まで」、だったのね。ちょっともの足りなさも感じるけど、完全な電気のライブだったわけじゃないし、しょうがない。

そうなのね、夏の恵比寿リキッドは電気復活祭だったけど、今回はBig Connectというイベントの一部だったわけで。MCもほとんどなく、虹やらシャングリラやらの定番曲も一切やらず。ひたすら、躍らせる、躍らせる、躍らせる。イベントの出演者としての仕事をきっちりとこなして彼らは去っていった。こんな夜もありだ。

退場する時、あたしの側にいた女の子同士が「なんか、明日からがんばろって思っちゃったよ〜」「思った思った!」って話してた。うん、そういうのっていいよね。

ドリンクバーでドリンクもらった時、おにいさんに「ありがとうっ」って言ったら「どうもっ」って、ちょっとうれしそうに返してくれた。ささやかなコミュニケーション。うん、ありがとう。楽しかった。またね。