先日、レディースデーでもないのに映画、観てきた。
予告編で気になってた「フライ、ダディ、フライ」。

岡田准一が好きなんですよ(はぁと)
堤真一が好きなんですよ(はぁと)
彼らのために、1700円出してもいいって思ったわけ。

で、感想。
予告編のほうがよかった。

たぶん、原作はおもしろいんだと思う。読んだことないけど。
なんか、映画にしちゃって、失敗?
疾走感もないし、爽快感もない。
おいら好みではない・と言ってしまえばそれまでだけど、
なんだか、中途半端感漂うわけ。

「幸せ家族」の描き方も、
その家族の崩れ方も、
おっさんの挫折感も、立ち直り感も、
バスサラリーマン連帯感も、
特訓感も、岡田准一仲間の仲間感も、
どーにもこーにも、全て、中途半端。
映画の予算の都合?上映時間の都合?
ってゆーか、監督の力量?
せっかくステキなキャストなのに、残念。期待はずれ。

岡田准一の登場で色をよみがえらせて、それで満足しちゃったんじゃないの?
あのシーンが、生きないよ。確かに彼の登場にはふさわしかったかもしれないけど、
「どう、斬新な転換でしょ?」とか思ってるんだったら、正直、「は?」と。
だって、それだけなんだもん、それだけで終わっちゃってるんだもん。

岡田准一の鍛えられた身体(さすがジャニーズ!)と、
「俺を守ってくれよ」に一瞬見える幼さ・弱さにはメロメロでした。

堤真一は、彼は全っ然悪くないんだけど…どうしても、「ダメなおっさん」には見えない…!!
とにかく身体つきはいいし(JACですから!)、意思を持った目。
わりと最初っから、岡田准一と互角なわけ。
それを無理してバテバテ感を出されたりすると…苦笑するしかなく。
ミスキャストだったとは思わないよ、「優しいパパ」の雰囲気はあるし。
でも、なんか、もうちょっと他に「ダメなおっさん」っぷりを出せなかったのだろうか?
と、監督に聞いてみる。

===
言い出したら止まらない。
二人のかっこよさだけに、850円ずつ。

せっかく映画なんだから、もっと思いっきりやってくれよ…いろいろと!!
おいらはこれが青春映画だなんて認めないからな。
予告編のほうがおもしろかった映画、久々に観た。